<aside> 💡 当シンポジウムは盛会のうちに終了いたしました.ありがとうございました.
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身体モビリティの低下は社会参加を困難にするだけでなく,結果として生活の質の低下を招く原因となります.従来は身体モビリティを評価するために,実験室に設置されたモーションキャプチャやフォースプレートを使用していました.しかし,これでは普段通りの多様な動作が評価できません.
産業技術総合研究所 人工知能研究センター デジタルヒューマン研究チームでは,BionicM株式会社,東京理科大学,兵庫県立福祉のまちづくり研究所とともに,着装品に組み込まれたIMUを用いた義足ユーザの日常歩行の計測と,神経筋骨格モデルを用いた運動変容の予測に基づき,個人の身体能力に応じた歩行のアシストや,アクセシブルな街づくりを実現する「身体モビリティデザイン」に関する研究を推進しています.
2019年以来4年ぶりの開催となるデジタルヒューマン・シンポジウム2023ではこの「身体モビリティデザイン」をテーマに,講演会とオープンハウスを行います.
講演会では,スマートシューズを用いた運動計測と行動変容に関する招待講演に続いて,それぞれの研究機関における研究事例を紹介します.またオープンハウスでは,これまでに開発してきた技術のデモ展示とポスター発表を行います.
ロボティクス,バイオメカニクス,そしてデジタルヒューマンなど様々な分野の研究者とディスカッションすることで「身体モビリティデザイン」研究の最前線を体感して頂いた上で,その活用や将来について議論ができることを楽しみにしています.
2023年5月15日 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター デジタルヒューマン研究チーム 研究チーム長 多田 充徳
2023年7月12日 13:00~16:35(講演会)・16:45~18:30(オープンハウス)
12:30 | 受付開始 | 別館1階 |
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13:00-16:35 | 講演会 | 別館11階 会議室 |
16:45-18:30 | オープンハウス(デモ展示・ポスター発表) | 本館3階 人工知能研究センター |
産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階会議室(講演会)・本館3階人工知能研究センター(オープンハウス)
無料 事前登録制
事前登録は締め切りました.当日のご参加登録も可能です.直接会場受付へお越しください.